May 15, 2012

鍵その1


昔から鍵、というアイテムが好きで、
ずっと鍵のペンダントを作りたいと思っていたのですが、
今になってようやく実現。

まず1つ目はとにかくシンプルなものが作りたくって、
それでできたのがこちら。


ちょっと予想外な方法で作ってみたので制作過程もざっと紹介しておきます。

石留めの覆輪部分は18Kイエローゴールドで作っています。まずは覆輪を準備するところから。覆輪はいつも通り溶接なしで輪っかを切り抜いて作っています。

地金から切り抜いた輪っかをダイスに入れ、矢坊主で内側をせり出します

ダイスと矢坊主でせり出せるのはこれくらいまで

さらに入り口より出口が少し小さい穴に通して少しずつ圧縮
このように出口の穴の大きさに合わせて圧縮されていきます。


さらに小さい穴に通すとこうなります

最終的にはチューブに。



石に対して直径が良い具合かどうかをチェッック

石留めのボリュームに対して、最終的な鍵のプロポーションを決定。

まずはシルバーの地金のど真ん中を示す線を引き、石留めがキッチリ入る穴をあけます。
そして針で鍵の絵も地金に直接引きます。

その穴のまわりを写真のように鍵の線を避けて切り取ります。

このような状態で石留めを裏側から溶接。


溶接後は引いた線が見にくくなるので、再度線を引き直します。

切り取り。バチカンが通る上部の輪も切り取ってしまいます。

あとはヤスリで少しずつ立体感がでるように整形し、満足する形になればチェーンを通すバチカンを溶接。



 先に覆輪を地金に溶接してしまう方法は、一見遠回りなようですが、
石留めの中心と鍵の軸の中心、そしてバチカンを通す輪の中心、鍵上部の大きい輪の中心全部がぴったりと合うのでバラバラにパーツを用意して溶接するよりはずっと確実で簡単なんです。

覆輪はシルバーで作ってもよかったのですが、黄色い石の挿し色効果をアップしたくってあえてゴールドで作ってみました。

使用の石はスペッサルティン。ガーネットの一種です。




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