February 1, 2018

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淡水パールペンダント

淡水パールはアコヤ真珠やタヒチパールに比べると真珠層が薄く、
穴を加工する際には極めて慎重に作業しなければパキッと穴の周りの真珠層が割れてしまいます。
コツはとにかく焦らず慎重に進めること、に尽きます。

接着剤でパール内に芯棒を固定するしかないわけですが、どうすればパールが落ちないか。

パールの高さ3分の2をネジ加工した線が通っています。この穴の深さも丈夫さに大きく作用します。
見えない部分なのでサボってしまう作り手も残念ながら多いのですが、穴をまっすぐ、深く、芯となる線にぴったり合わせた直径にあける、という一手間がクオリティを作用します。
これらのポイントを無視してしまうと、ポロリとパールが落ちてしまうんです。





見えている金属はすべて18Kイエローゴールド。


パールに通す芯となる18Kピンクゴールドの線はより接着強度が増すようにネジ状にタップ加工します。わざわざピンクゴールドを使う理由は、イエローゴールドよりも金属が硬く丈夫な為。
金属線を雄ねじ加工するダイス(写真左の丸いパーツ。直径ごとに1/10mm刻みに分かれています)をハンドルに固定して使います。

写真のしたの線がタップ加工後。


January 27, 2018

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絶品の石でシンプルなリング

ご無沙汰しております!

2月に京都で開催の作品展が着々と迫る中、せっせとアトリエで励んでおります。
ケベックは冬のカーニバルが始まり、−20度を超える本格的な寒さが続いています。(今日は−3度でかなり暖かく感じましたが)

さて、Facebook ではもう紹介済みですが、
特別に美しい2つのカット石をシルバー&ゴールドでリングにしてみました。

いずれも石留めの覆輪部のみを18Kイエローゴルド、リング本体がシルバー、という作りにしています。
石のカラーと2色のメタルの色味のコントラストが楽しめる、というわけです。

まずは腕利きジェムカッターBazyl Wakulczyk (カナダ)氏がカットしたカナダ産ヘソナイト(ガーネット)を留めたバージョン。↓


そしてまた別の腕利きジェムカッター、Daniel Stair (アメリカ、デラウェア州)氏がカットしたモンタナ産のブルーサファイアを留めたバージョン。↓


制作過程はざくっと以下をご覧ください。↓






もちろん、2月の作品展でご覧いただけます。
私の腕では写真には納められない極上のジェムカットを是非実際にご覧いただきたいです。

October 7, 2017

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パラジウム&ブラックダイヤモンド


さてさて、ケベックもそろそろ気温が下がってきて、
長袖&ニットに上着を羽織ってで外出する日が増えてきました。

久しぶりにパラジウムでジュエリーを作ったのでレポート。
やっぱり不思議なこと金属。

地金を作るのは師匠も悩ませてしまうほどの難しさ。
切ったり削ったりする時はガリガリ、ゴリゴリ、と金や銀とは比べものにならないほど手強く、
板状の輪を変形する際は比較的スムーズ、
ヤスリがけは金属自体の削りカスが表面に傷をつけてしまいとても難しい。

ですが仕上がりの表面の美しさや暗いグレーのコントラストが本当に素敵。

今回は幅4mmのリング本体に0,02ct未満の極小のブラックダイヤを埋め込み留めにしています。





製作過程も一部紹介。
もちろん溶接箇所は一切なしで作っています。
切り抜いた輪

サイコロダイスと矢坊主、重めのハンマーでせり出す

穴が陥没してこうなります。(側面)

リングサイザーで内側から広げた状態。

作りたいモデルにヤスリで整形していきます。



August 30, 2017

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2018年作品展開催決定!

ご無沙汰しております。

ケベックの短い夏は本当にあっっっという間に過ぎ去っていき、
そろそろ朝晩肌寒い頃となってきてしまいました。

さてさて、恒例のオクスタット期間限定ジュエリーショップ(作品展)の京都開催が確定しました。
2018年の2月16日(金)、17日(土)、18日(日)の3日間。
場所は京都で毎回お世話になっているギャラリーTake Two

開催時間は11時から19時まで、最終日のみ17時まで、となっております。




ホームページやソーシャルメディアでももちろんフライヤーを公開しておりますが、郵便でも個別に発送する予定をしております。
郵便物はいらないという方、ご住所に変更がある方、是非欲しい!という方、ご遠慮なくプライベイトメッセージでおしらせくださいませ。

July 8, 2017

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HM シルバーリング、ダイア

こんにちは!

毎年恒例のケベックミュージックフェスも始まり、ようやく夏らしい雰囲気になってきたものの、ほぼ毎日雨!
ケベック人は「今年は雨ばっかり!」とぼやいておりますが、ケベックの初夏はいつも雨が多いというのが私の印象。

さてさて、定番モデルHM(アッシェム、某有名服飾メーカーとは全く関係ございません)を小さなダイアで作ってみました。師匠のお店ではよく売れるモデルです。

HMというこのモデルの名前の由来は、初めて師匠がオーダーを受けた時の依頼主の名前のイニシャル。
とっても単純ですが、このモデルを作る度にやっぱりHMさんのことを薄っすらと考えてしまいますね。

今回は0,03ct のブルーダイアと、0,05ctのホワイトと、2点作りました。
0,03 ct のブルーダイアで。

ブルーダイア。

F, VVS1, Ideal Cut, 0,05 ct。